【News】高校サッカー部向けのビーチサッカークリニック開催

アレイア

2015年12月13日 00:07

12日土曜日、掛川工業高等学校サッカー部向けのビーチサッカークリニックを開催しました。
コーチを務めたのは鈴木俊多選手と高橋亮祐選手。





今回参加してくれた高校サッカー部の選手たちはビーチサッカーを体験するのは初めて。高校生はまだまだのびしろのある年代。最初は慣れない砂に足を取られながらも選手たちは徐々に順応してビーチサッカーを楽しんでくれました。



選択肢のひとつとしてのビーチサッカーとアクロバティックシュート



ビーチサッカーのイメージは砂浜ではだしになってサッカーをするのでとてもキツイというイメージがあります。しかしその中からサッカー上達のヒントになる技術だったり、身体の使い方だったりビーチサッカーをやるからこそ気づける部分、学べるものがあります。さらにビーチサッカーの醍醐味でもあるオーバーヘッドキックシュートやジャンピングボレーシュートはビーチサッカーの試合のなかでは当たり前のようにプレーされ、ゴールが決まります。


オーバーヘッドキックシュートやジャンピングボレーシュートは決まればもちろんカッコいいですし、観ている人も盛り上がるプレーです。それがサッカーやフットサルのなかでひとつのシュートの選択肢となるだけでプレーの幅は広がります。シュートチャンスやシュートレンジも当然広がってきます。

オーバーヘッドキックシュートやジャンピングボレーシュートをするための練習でなく、シュートチャンスで一瞬の判断をするときに自然と頭と身体が反応できるようなトレーニングを今後は展開していきたいと思います。そうすればきっと世界的なストライカーと呼ばれる選手が日本からも輩出されるのではないかと思います。もちろん、すぐに結果となって表れることは難しいと思いますがじっくりと時間をかけていかなければいけません。未来ある高校生の姿を観てそんなことを感じました。



ポテンシャルを引き出す

高校年代を今回初めてクラブアレイアで指導させていただきましたがポテンシャルを秘めている選手たちが多くいました。ビーチサッカーをすることでサッカーだけではみえない部分がビーチサッカーでは垣間見ることができます。

継続してみていくことによって選手の個性や特性、性格などを深く知る事ができる部分だと思います。秘められたポテンシャルを引き出すのは選手自身でもありますがやはり、子どもたちに指導をする指導者の役目ではないでしょうか。
上手な子は勝手に上手くなる
という言葉をよく聞きますが上手な子がさらにワンランク、ツーランク上にいくためには指導者の存在はとてつもなく大きいと思います。

もちろん、今はまだ見えないけどまだまだポテンシャルを秘めた子を伸ばすのも指導者の役割です。引き出して、導いていく指導をクラブアレイでは実践していきます。

そのためにも選手としての成長と同時に良き指導者としての学びも継続して続けていきたいと思います。指導をする立場でもありますが逆に選手たちから気づかせてもらえたり、学ばせてもらえたりすることの方が多かもしれません。



嬉しい言葉

そして何よりもクリニックの最中も終わった後も「楽しい!」「楽しかった!」ということが聞けたことが最高に嬉しかったです。技術の習得やスキルの習得はもちろんですがビーチサッカーを知ってもらい、ビーチサッカーを楽しんでもらえたことが大きな大きな収穫ではないかと思います。

見守っていただいたサッカー部の監督さん、コーチ、スタッフの皆さんにも興味を持っていただけたことも大きな喜びです。高校生たちの楽しむ姿を見守っていただいた親御さんにも感謝です。ありがとうございました。

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